鵬翼堂

借りるあほうに買うあほう 同じあほなら読まなきゃそんそん♪

朝井まかて 銀の猫

f:id:houyokudou:20190919204907j:image

 

さすが、まかてさん。

 

どの作品を拝読しても、外れなし。

 

外れナシというより、面白くてこまっちゃう。

 

私の平日の1日の読書時間は、

 

朝と夕の通勤時間、

 

昼休み、

 

寝る前の僅かな時間。

 

これくらい。

 

まあ、通勤は片道50分くらいかな。

 

昼休みは1時間。

 

ベッドに横になって読んでると、間違えなく、寝落ち。

 

しかも、寝落ちも神速のスピード。

 

笑えるくらい、寝つきが早い私。

 

笑笑

 

 

で、通勤電車の中で読んでも、駅から会社まで歩き読みしても、

 

読むのをやめたくない!

 

決して、会社が嫌いでは無いけど、

 

本を読み続けたくて、会社行くのが嫌になる。

 

 

まかてさんのご本は、私を出社拒否一歩手前まで追い詰めるよ。

 

笑笑

 

 

さて、で、この作品。

 

とても、面白い着眼点。

 

時代小説で、主人公の仕事が、介抱人。

 

今で言う、介護士のお仕事なの。

 

実際に、その時代に、そのお仕事があったかどうかはわからないけど、

 

ほー

 

そうくる?

 

って、感じで新鮮でした。

 

現代の話しではないので、リアル過ぎないところが、また良かった。

 

忠義とか孝行とかに縛られて、介抱する事への苦しさを

 

なんとかならんかなぁ

 

と、主人公は思ってる。

 

その辺りも、主人公と一緒に悩んだり、疑問に思ったりしてる自分が、

 

居たりする。

 

まあ、後は読んでのお楽しみ。

 

 

せっかく良いご本を拝読しても、

 

自分が介護される時が近づいている今、

 

60歳になったら、尊厳死協会に登録しようと、密かに思っている。

 

とほほ…