香月さんがお亡くなりになって、どれくらい経つだろうか。
地元の飲み友だちの、せいこちゃんから頂いた一冊。
久しぶりに香月さんにお会いした。
もちろん、ご本人にはお会いしたことなし。
でも、作品は、大好きで拝読してました。
はー
こんな作品もあったのか…
感無量。
せいこちゃん、ありがとう♪
香月さんの主人公は、いつも子ども。
子どもが、社会や家庭内で受ける心の辛さがはじめにある。
だけど、周りの人達に接することによって、状況は変化していく。
主人公の内面の成長が、本当に嬉しくて、せつない感じ。
今回は、お母さんが亡くなって、お父さんが新しいお母さんをもらった
女の子のおはなし。
お父さんと継母との間に子どもができて。
まだ、小学5年生の子の心中はいかばかりか。
ご本読みながら、うちの長女はどうだったかと思い返す。
長女が小学一年のときに再婚。
三年生のときに、妹が生まれた。
長女は、妹が大好きで、
痩せて、いつも前から一番前の身長で、
自分とたいして体重の変わらない、おデブな妹をおんぶして歩いてた。
妹が、一番初めに発した言葉は、
長女の名前。
笑笑
ママ
ではなかった。涙
まあ、離婚してしまったけど、2番目の元旦那は、
子ども達には、優しかったんだろねぇ。
長女も元旦那には懐いていて、今でも妹と一緒に、
やれ、誕生日だのバレンタインだの、クリスマスだといっては、会っている。
まぁ、私を交えなければ、好きにしてもらって構わないが。
こほん。
とにかく、香月さんは、子どもの心を代弁してくれる存在でした。
よい作家さんで、
これからの方だったのに、残念です。
久しぶりに会えて良かった。
なんとも、ほんわかした気持ちにさせられましたわ。