鵬翼堂

借りるあほうに買うあほう 同じあほなら読まなきゃそんそん♪

朝井まかて 「落陽」

f:id:houyokudou:20190527201137j:image

 

f:id:houyokudou:20190527201143j:image

 

まかてさんの作品は、文庫化を追って読んでいるけど、

 

なんでも素晴らしいと思ってた。

 

今、落陽を拝読なう。

 

サンブンノイチ。

 

展開が読めなくて…

 

どーなんじゃろ?

 

と、云う感じ。

 

 

このお作を、なんで読もう思ったかと言えば、

 

以前、神社仏閣めぐりしていた頃のこと。

 

明治神宮の杜は、植林で、今もなお、敷地内の樹木を育てていると、

 

当時きいて、その事を覚えていたので、それは何故かを知りたくて。

 

それと、明治天皇に興味があったから。

 

もちろん?

 

平成天皇御退位の影響もありか。

 

 

 

まかてさん、いろいろとデリケートでかつ、難しい題材に取り組まれたと思います。

 

あと、残り3分の2がどんな展開になるのやら。

 

まあ、私ごとにきに先は読めませんので、地道に拝読するばかりであります。

 

でもね、始めの12ページまでで、切なく心を掴まれました。

 

天皇に個人の感情は、ある意味無いのだろうと感じましたわ。

 

生まれながらの個人、職業が天皇でなく、

 

天皇として生まれ、生きるのだと。

 

さすが、まかてさんです。

 

 

 

73ページにある、天皇とは誰なんだろう?

 

思慕を集める存在とは、いったい何なのか。

 

 

それを解き明かし、展開していくのがこの先に有るんだと思います。

 

 

私の、ちっさくてシワの浅い脳みそが、どこまで

 

頑張れるか分かりませんが、拝読させて頂きます。

 

 

うひゃー

 

笑笑